チクチクパック☆

今はお腹が大きくて*1、着れていないのだが、妊娠前は相棒と着物にはまっていました。
休日お出かけするときには着物で♪という目標をたて、まあ結局は月1ぐらいのペースでは着ていたかな?買ったり、着たり、着付けを教えてもらうのも楽しかった。
着物仲間も出来たし。

そのうち、着物の構造を知りたくなりました。
そのころたまたま立ち寄ったリサイクル着物やさんで「こーいうのは店頭においてても虫がくっちゃうから捨てちゃうんだ。よかったら、直して着てみる?」といってただでウールの着物をもらっちゃいました。喜び勇んで平日も会社から帰ってきて晩御飯の支度をすませたあと、ほどいたりひっぱったりしてチャレンジ。
最終的にはなんとか大きくなりましたが、それまで着物ってただ直線縫いをしているだけだと思っていたのですが、作り直しの過程で、着物もあちこちに微妙な丸みを持たせたり、部位に応じて縫い方を変えていたりと、ひとの体型に合うように作りなおしもしやすいようにと色々工夫された構造物であることを知り、びっくりしました。

そこで今度は着物をいちから縫ってみたいと思ったのです。
購入したのは、こちらのネットショップで糸印つけ済みの単着物用木綿生地(裁断済み)。
商品名は「チクチクパック☆」。
http://www.someorikodama.com/

よぉ〜し縫うぞぉ〜と準備していた最中に妊娠が発覚し、バタバタしてほったらかしになっていたそれに、先日ひさしぶりに手をつけてみました。

縫い方についての説明はメモが同封されていたが、和裁の経験まったくなしの私には、これだけではよくわかりません。
ここはやはり、「チクチクパック☆」で着物を作りその過程をアップされているこちらのサイト(Gurikoguri ぐりこぐりさん)を参考にさせていただきました。
http://www.page.sannet.ne.jp/fujigaki/index.htm
また、和裁の専門用語の読解には、手元にあった和裁本「着物の仕立て方」を参考にした。

だいたんにも、縫い代の始末などどうしようもないところ以外はすべて、ミシンで縫ってしまおうという計画でした(だって仕上がったらどうせ家の中での普段着にして、洗濯機で洗うつもりだもーん)。

以下は今日までの記録です。

初日*2:袖作りと背縫い(縫い代しまつ含む)
2日目*3:繰越あげと脇縫い
3日目*4:身八つ口の下に力布をつけ、いしき当てをつける
4日目*5:おくみを身頃につける
5日目*6:おくみの縫い代のしまつと裾縫い

次は難関の衿です。

*1:なんつったって、今日明日産気づいてもおかしくない状況だ

*2:3時間。わりにさくさくすすんだ

*3:4時間。ただ直線を縫うだけなのだが、縫い代のしまつに手間取ったり、ずれてぬったのでやりなおしたりとかで思った以上に時間がかかった

*4:3時間

*5:3時間。おくみについている糸印の解釈にとまどう

*6:2時間